故人を偲ぶ

accom

2010年09月04日 10:41

先日、祖父の年忌法要がありました。
新しく建て替えとなったお寺の本殿、そのつぼ庭。



私が父と同じ建築の道に進むことを決めた時、
父親以上に喜んでくれたのは祖父でした。
十数年前のことです。

病床で祖父は私に、
‘将来は是非お父さんの力になってあげてほしい’
と。

そして祖父が亡くなり学校を卒業た私。
仕事を始めてからは、それこそ、
父の力になるどころか父の力をかりてばかりでした。
こんな小さな町のこと、私の仕事ぶりは否が応でも父の耳にも届いていたのでしょう。
影から日なたから心配しながらそっと力をかしてくれていたのだと思います。


そして・・・最近になってようやく
その父が仕事の相談をしてくれるようになりました。
私の仕事ぶりをやっと認めて貰えたのでしょうか。
これからは父へ私が力を貸すこともできるのかもしれません。

そしてそんな私たち父娘を
祖父はどんな思いで見守ってくれているでしょうか。
知識や経験をつけ、よい仲間に恵まれ、
なのにまだ何一つカタチにできていないと焦るばかりの私。
自分の‘こうしたい!。’を‘必ず’‘カタチ’にしようと思います☆




法要のあとのお食事会。
久しぶりに会う親戚、姪っ子たちと
アクトオークラからは夏の海のサンセットを
時間の経過とともにゆっくり楽しむことができました。

改めて自分と向き合う時間をもつことの意義を感じた1日でした。


関連記事