松本清張原作の長編推理小説 『砂の器』 を読んだ。
1974年に映画化、さらに2004年には中居正広、松雪泰子、
渡辺謙ほか蒼々たるキャストでドラマ化された大作である。

というのも先日、千住明氏のコンサートのご招待状を頂いたのだ。
ROKI株式会社創立50周年のお祝いに行われた記念コンサート。
千住明氏といえば今をときめく若手音楽家。
その活動はポップスから純音楽まで多岐にわたり、作曲家・編曲家・
音楽プロデューサーとしてグローバルに活躍している方ある。
ドラマ主題歌、挿入歌やCMのテーマソングなど耳なじみのもの多い。
今回のコンサート、ドラマ『砂の器』の音楽を生で聞くことができた。
といっても、私自身はこのドラマ自体は放映されている間には一度も
見ていなかった。その音楽と千住明氏のMCに惹かれ、まず原作本を
読んでみたのである。小説読破のあとはDVD鑑賞。
『イメージを形にするという仕事をしている職業柄、
『イメージを音にする』ということにとても興味が湧いたのである。
『イメージを創り込む』といった作業は同じなんだろうな、と思って。
そして今回試してみたこの音楽→物語→映像→音楽の順繰り堪能方法も
なかなか面白かった。興味の対象を見つけたら、またやってみよう☆