私の職場のデスクにおいてあるもの……
ハートカヅラのガラスポット、F&Cの絵(←パパギャラリーの)、
ALESSIの文房具、BABIIチョコ空箱に入れたお菓子、
そして……ル・コルビジュエの『小さな家』。。。

この本は、建築家ル・コルビジュエが自身の両親のために
スイス・レマン湖のほとりににつくった小さな家について記したもの。
本当に小さな小さな家なのだけれど、広くなくても贅沢でなくても、
小さな家の隅々に住う情景とドラマが浮かんで……
作り手の住う人への思いが伝わってく、そんな家の本なのです。
現在の日本の住宅産業、坪単価で家の良し悪しを判断する帰来。
なんか違うんだなー、私の思いと。。。
値段の高い安いじゃなくて、お家の広い狭いじゃなくて、
暮らす人の生活が潤うモノ、ほかにあると思う。。。
今、ARCHI BRAIN2008で実妹夫婦の家を手掛けています。
ホントに小さなお家をこれまたかなりの厳しい予算の中で造ってます。
どこにも負けない実妹夫婦の『小さな家』を実現してあげたいな、
コルビジュエの本を読み返しながらそんなふうに思っています。